ルールを守って儲けて何が悪い


頭が悪い。
ルールを守ってと村上氏はいった。
しかし、今問われているのは法律の問題だ。
検察は食事中にクチャクチャ音を立てて食べるような
単にマナーが悪いだけの人を逮捕したりはしない。
でもこんな人とは食事はしたくないし、敬遠されても仕方があるまい。
法律は守るとか守らないとかいうものではなく
違反したらそれなりの罰則をこうむるというだけのことだ。
守るべきはルールである。
この法律とルールという言葉を混同した言い方は
頭が悪いといわれても仕方があるまい。
駐車違反やスピード違反で痛い目にあった人はその理不尽を実感するだろう。
つかまらない人はつかまらないし、つかまる人はつかまる。
同じ違反なのに…。
特に派手なクルマなんかに乗っていると親の仇のように付け狙われる。
不公平だと正直思う。
しかし、警察も人員が無限にいるわけではなく
社会的コンセンサスが得やすい対象を重点的に検挙するのは
致し方ないとも思う。
赤いスポーツタイプのクルマに乗っているときはやたらパトにつけられたが、
目立たない色のセダンに乗り換えたらめったにつけられなくなった。
中身は前よりもすごいことになっていたのだが。
つまり、違反するときは目立つなということだ。
この点でも頭が悪い。
国税局も目立つところから調べる。
自分が目立ってるなと思えば申告は慎重に正確にすることだ。
見てるよ…。
つまり氏の言いたかったことは

みんなやってるのに何で俺だけ目の仇にするの?
俺が儲けすぎたからか。
お前ら羨ましいから俺を目の仇にするんだろう。

多分そのとおりだ。
それを計算して行動できなかったことが
氏の失敗であろう。