嘘と無知


ヒューザーの小嶋社長が証人喚問されるらしい。
この前の証人喚問を見ていたときにちょっと気になったことは
総合経営研究所の内河所長が
ヨーロッパを視察した時、
日本に比べてはるかに短い工期で鉄筋も少ないのを見て
なぜこれが日本でもできないのかと思ったというようなことをいっていた。
そして議員は誰も突っ込まなかった。日本の議員はバカばっかりだ。
ヨーロッパには地震はない。
イタリア、ギリシャなど一部には地震があるが…。
実際に、地震のない国では高層ビルでも鉄筋を使わない場合もある。
これが本心なら、建築に関しては全く何も知らないだけでなく
中学程度の地理の知識もないことになる。
正真正銘のDQNである。
嘘を無知に塗り替えようとする作戦なのか?
どうなのだろう。
それはそうと、地震大国日本では建築コストを余計に払っているのだ。
これはもっと世界にアピールするべきだ。
高温多湿、台風。北国では豪雪。そして地震
こういった建物にとって不利な条件がたくさんある。
そして日本の建築はこれら全てに耐えるものでなければならない。
そのコストはいくら位になるのだろうか。