一生死なない。

機能の夜、テレビをを見ていたら、「神様が一生死なないようにしてくれるといっても、それはいや」みたいな事を言っていた。
そんなんあたりまえやん、と思わずツッコミを入れてしまった。
これは、不死のことを言っているのだろう。
しかも、不死だけでは本来十分ではない、不老不死といわねばならない。
死なないだけで、永遠に老い続けるなんてもっといやじゃないのか?。
いやまて、老化し続けることは、物理的にどこかで限界がやってくるので、不死とは不老も含む概念であると考えられるかも知れない。或いは、どこまで老化しても限界がやってこないことが不死なのかもしれない。
前者の場合、どの時点で老化が止まるのかが定かではない。後者の場合物理的限界を超えて老い続けるということがどういうことなのかつまびらかでない。それを可能ならしめるためには肉体を捨てるしかないだろう。つまり霊になるということか?。霊になることが不死なら、肉体も霊も滅びるのが、われわれの言う死なのか?。疑問は尽きない。
閑話休題
「一生死なない」なんて、そんなアホなと思って、「一生死なない」をネットで検索したら、不死の意味で使われている例がぞろぞろ出てきた。そこで、俺が間違っているのかもしれないと思い始めた。
一生とは生まれてから死ぬまでの間のことだと思っていた。
「(一生)死なない」=「(生まれてから死ぬまでの間)死なない」
しかし、「一生」が 人生、或いは命のことであるならば
「(一生)死なない」=「(人生、或いは命)死なない」
これでは意味を成さないのでちょっとインチキをする。
「(一生)死なない」=「(人生、或いは命)(は)死なない」
おお!不死と解釈できる余地が出てきた。